カラーグラブ、ミットは使用できない。ただし黒については使用しても構わない。
グラブ、ミットに表示する商標は、布片、刺繍または樹脂の成形物ほか、連盟が認めたものとし、これを表示する箇所は背帯あるいは背帯に近い部分、または親指のつけ根の部分のうちいずれか1箇所とし、その大きさは縦4センチ、横7センチ以内とする。投手用グラブで本体と異なる色の締め紐については、公認野球規則1・15の通りとする。ただし、締め紐が本体と同系色で目立たないものについては差し支えない。投手用グラブのはみだし部の色は、グラブ本体と同系色で目立たないもの、もしくは革の自然色とする。
また、縫い糸の色については特に制限を定めない。投手用グラブに商標を布片または刺繍によって表示する場合、その色は文字の部分を含み、すべて白または灰色以外の色でなければならない。品名、品番、マーク類などをスタンプによって表示する場合の色は、黒または焼印の自然色でなければならない。
野手のグラブの締め紐は、本体色と同系色とする。ただし、黒と茶系色の締め紐に限っては本体色にかかわらず使用できる。
締め紐は、長すぎないこと。親指の長さ程度にすること。また、グラブ、ミットの表面(受球面・背面)に氏名、番号、その他の文字を表記することを禁止する。
(日本高等学校野球連盟用具使用制限より一部抜粋)
註)グラブ、ミットの場合、左記使用制限以外に「はみだし」と「ヘリ皮」についても制限がありますのでご注意ください。
1.はみだし
投手用・野手用に関係なく、はみだしは本体と同系色または皮の自然色のみ使用可能。玉はみの場合は本体と同色のみ使用可能。
2.ヘリ皮
本体と同色のみ使用可能。
◼︎その他の用品についての用具使用制限内容は「日本高等学校野球連盟ホームページ」をご参照ください。
注:2014年度予定されている野手のグラブの色の制限について、アマチュア野球では次のとおり対応する。本規則はすべての硬式用グラブの適応する。
(1)守備位置に関係なく野手(投手含む)はPANTONEの色基準14番より明るい色のグラブを使用する事はできない。この規則は、クラブ本体、パーツ(紐革、ヘリ革、玉ハミ)に適応するが、ハミ出し(切ハミ)についてはこの限りではない。
(2)投手を除く野手のクラブの縫い糸、刺繍の色および商標の色についても現行どおり制限はない。
※なお、アマチュア野球では、2014年度1年間は猶予期間とし、2015年1月1日より本規則を適用する。
●投手用グラブについて
『投手のグラブは、縁取りを除き白色、灰色以外のものでなければならない。審査員の判断によるが、どんな方法であっても幻惑させるものであってはならない。』
『【注】アマチュア野球では、投手のグラブについては、縁取り、しめひも、縫い糸をを除くグラブ本体(捕球面、背面、ウェブ)』は一色でなければならない。』
公認野球規制 3,07(a)
なお、投手用クラブに個人名を入れる場合は、その色はグラブ本体と同色とし、場所は親指の付け根部分の一箇所に限定する。
(日本アマチュア野球規則委員会)